[奈]穴…

あれから一週間…
色々と落ち着いたような気がするですけど…
また新しい問題につきつけられた…
そう…穴が…開いたまま…
理由がどうであれ…目を背ける事はできない…
だって…そこにちゃんとあるから…

「何がしたい」…って…最近よく問われたです…
何がしたいわけではなく…少なくとも…
一段階目の私の役目は…すでに終わっていると思う…
だから、穴を埋めるなど…
私はしませんし…する必要もないと思う…
これは無責任ではなく…皆さんの強さを信じているから…です

骨が何本折れても…人は死なない…
動脈、内臓に傷を負っていない限り…
傷は塞ぎ、骨が繋がっていく…
その生命力のは強いものだと思う
もちろん…それは団体にとっても同じ…
穴は…いずれ塞ぐものです…

欠けて良いのものはどこにも居ない…
ただ…欠けた後もなお立ち直ることができるからこそ…
人の心が強い…
そう教われたです（ぼそり

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久しぶりに屋上に上って…
三缶の謎の炭酸ドリンクを飲み干した…
指先から火を出して、ぼんやりと眺めながら…
いつの間にか…再びその炎の温度の低さに気づきました…
心の中に潜む闇が蠢いていることに…直感した…
迷いは無いとは言え…恐怖が感じた…
だけど…自分で向き合わなければならないと言う…その信念もあった
これは…与えられた試練か何か…
そう問い続けていても…指先に灯している鼓動を感じなかった炎は…
何も答えてくれなかった…