[奈]人それぞれ人それぞれ人それぞれ人（ｒｙ

出来るだけ・・・理解しようと・・・思っていた・・・
少しずつ・・・分かっていくように・・・
頑張っていこうと思っていた・・・
でも・・・でも・・・
また・・・似たような感覚でしてきました・・・
重すぎる鉄のダンボール・・・涙で歪む視線・・・・
いつもより・・・遠いと感じる帰り道・・・

両方も・・・大切な人でした・・・
大切な人だからこそ・・・
大事にすべきだと思った・・・
守るべきだと思った・・・けど・・・
あんなことを・・・聞くたび・・・
胸の中で・・・何かがこみあがってくる・・・
息苦しくて・・・切なくて・・・
そして・・・久しぶりに感じた・・・怒り・・・
伝わらない気持ちへの・・・憤慨・・・
自分の無力さへの・・・呪詛・・・
人・・・それぞれ・・・人・・・それぞれ・・・
何度も・・・自分へ言い聞かせようとしたけど・・・
納得は・・・出来なかった・・・

何故・・・こうなってしまったのでしょう・・・
自分にもよく分からなかった・・・
ここ最近・・・頭がおかしいと思う・・・
迷惑は・・・かけたくないのに・・・
体が言うことを聞かなくて・・・
八つ当たりみたいな行動で・・・
兄さんを傷ついてしまう・・（頭抱え）
本当は・・・こうしたくは・・・なかった・・・
裏路地で壁へ寄りかかって・・・しゃがみ込んで・・・
泣き出した・・・ごめんなさい・・・・ごめん・・・なさい・・・

枢に・・・もっと自分のことを・・・大切にしなさい・・って
自分のお兄様のことが大好きだから・・・
なお更・・・大切にすべきと・・・思っていました・・・
あんな・・・約束を・・・するのはよくないって・・・
伝えたかったけど・・・伝わらなかった・・・

再び襲い掛かる・・・無力感の渦・・・

気持ちを伝えようとしたら・・・ずれた答えが返してくる・・・
自分は人間じゃないから・・・と・・・
人間・・・化け物・・・ばけもの・・・バケモノ・・・
また・・・昔を思い出させるその言葉・・・
耳を塞ぎたくなる・・・その言葉・・・
散々・・・言われた・・・忌々しい言葉・・・
でも・・・「奈留は人間だ」って・・・言ってくれた・・・
あの時の枢もまた・・・人間らしかった・・・だから・・・
枢にまた・・・自分のことを・・・
化け物だと・・・言って欲しくはなかった・・

情けないから・・・泣くのはやめて・・・泣かないで・・・泣かない・・・
何回も目をゴシゴシと拭うけど・・・
何回も自分を励まそうとしたけど・・・
雨は降っていなかったのに・・・
視界がぼやけたままだった・・・
ただ・・・朦朧とした夜景を・・・見つめたまま・・・

・・・メモ帳・・・持ち帰るのを・・・忘れてた・・・

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ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・ドクン・・・
朦朧とした視界の端に・・・また・・・炎が現れました・・・
優しく・・・切なく・・・光と暖かさを与えてくれながら・・・
傍に居てくれました・・・
「結局・・・一番の仲間は・・・あなた・・・ですねｗ；」
苦笑しながら・・・そっと炎を胸に抱きしめた・・・