[奈]家族・・・困惑・・・

家族・・・欲しいのなら・・・
何だか意外と簡単に手に入れた・・・ｗ
海先輩・・・い、いえ・・・
今は・・・に、兄さん・・・（俯いて超小声；
なってくれて・・・ありがとう・・・ございますｗ（照れ笑いでぺこり）
でも・・・やっぱり・・・兄さん（また超小声；）で呼ぶのは・・・
まだ慣れていなくてｗ；
頑張らなきゃ・・・私ｗ

でも・・・私にとって・・・幸せな言葉は・・・
枢さんを傷つけてしまったみたい・・・
枢さんの言った通りかもしれませんね・・・
私は・・・土蜘蛛さんのことをあんまり知っていないのに・・・
「自分の認識が必ずしも相手に当てはまるとは思わないほうがいい」
っと・・・・夜刀先輩もそう言いました・・・
そうですね・・・
私は・・・・どうこう言える立場では・・・ないですよね・・・（苦笑）

でも・・・枢さんのその辛そうな姿を見るだけで・・・
自分も悲しくなってきました・・・
何故・・・こうなるのだろう・・・
悲しませたくなかったのに・・・
抱きついて落ち着かせようとしたら・・・
枢さんが・・・私に目掛けて・・・
六道輪廻を・・・振り下ろした・・・
一欠けらの迷いも無く・・・

本当は・・・避ける自信が・・・あったと思いました・・・
でも・・・避けなかった・・・
本当に・・・あれで私を殺すのなど・・・想像できませんから・・・
けど・・・けど・・・
スローモーションのように迫ってくる六道輪廻を見ながら・・・
心に罅が出てきました・・・
そっか・・・ごめんね・・・すごく・・・傷ついたのでしょうね・・・
これで・・・気が済むのなら・・・
ちょっと悲しいけど・・・それで・・・良い・・・かも・・・

気絶から目を覚ますと・・・
視界が真っ赤になりました・・・
覚醒する時と同じ色の世界・・・
海兄さんと・・・枢さんが心配してくれたから・・・
大丈夫・・・と言い張ったのですけど・・・
笑顔を作ったのですけど・・・
痛かった・・・・目が焼けそうになった・・・
でも・・・我慢はしました・・・
枢さんからハンカチを貸してもらい・・・
目をごしごしと拭ったのですが・・・
だめでした・・・
視界が相変わらず・・・真っ赤・・・

家へ戻ってから・・・ベッドへ倒れこみ・・・
ハンカチを見る・・・
黒くなったハンカチ・・・
多分・・・本当に血が・・・出てきたのだね・・・
と苦笑しつつ・・・

はぁ・・・枢さんのことを・・・
どう接すれば良いかが・・・
どんどん分からなくなってきました・・・
大切な友人と言ってくれた・・・
でも・・・殺されかけた・・・
難しいことばっかり・・・（苦笑）
考えながら・・・いつの間にか寝てしまいました・・・

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次の日・・・起きてから鏡を見てみると・・・
瞳の色が・・・もっと赤くなってきたような気がしました・・・